
魔法のことば『ウインドリペア』
お車のフロントガラスに出来てしまった、飛び石ヒビ修理のウインドリペアという技術は、シャボン玉を割らないように手で触るような、風船にシェービングクリームを塗ってヒゲソリの練習をするような、なんとも言われない緊張感があります。飛び石ヒビに直に触れて補修をしていくため、とてもナーバスな作業なのです。
修理のご依頼は、中古車販売店様からも多くいただいておりますが、販売店様先で修理をしていますと「いつも簡単に直すねぇ」なんて言われることもあります。
依頼のお電話も、車種名もヒビの状態のお話しも無く、いきなり「ウインドリペアっ」の一言のみようなことも少なくありません。
魔法や呪文のように「ウ・イ・ン・ド・リ・ペ・ア」と唱えたら綺麗に直ってくれるのであれば、神経質にもならなくても済むかもしれませんが、一筋縄ではいかないのがこのリペアです。多くのヒビを修理してきましたが、一度として、まったく同じヒビを修理したことがありません。これも奥深さの要因のひとつだとは思いますが、日々勉強です。
リペアマンとして、魔法だと思ってもらえるくらいにガラスを修理してしまうことが出来れば、これもまた本望なのかもしれませんね!

本日ご紹介のお車は、スバルフォレスター。
三日月状に割れたパーシャルブレイクと呼ばれるヒビの状態です。
剥離面が少し大きいかな?というくらいです。
お客様先に作業場所が無かった為、湯沢市のお客様でしたが当店にお引き取りさせていただいての作業となりました。お近くの方でしたら、当店からお車をお引き取りにもうかがえますので、お気軽にご相談ください。
修理後、見る角度によって見え隠れする、光の筋のみとなりました。
接写で映していますので見えますが、実際はこれよりも目立ちません。
作業終了後、お客様の職場へ大切に納車させていただきました。
施工のご依頼、誠にありがとうございました。
自動車ガラスとカーフィルムの専門店
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