異物混入。

本日施工させていただいた、横手市のお客様の日産デイズルークス。三日月状の面割れと線ヒビが重なったコンビネーションブレイク。
二つの青丸の部分が、半端に消えたように見えている状態。

考えられるのは、何かの混入…、これがやっかいです。

ただの水分であれば、完全にドライにしてウインドリペア可能ですが、もし油分や撥水剤、もしくは簡易的な接着剤などですと、ヒビの通路を妨害して障壁となります。

こちらの混入物は…、水分ではありませんでした。

この時点で修理不能と判断されるケースもありますが、加減圧だけが補修剤を浸透させる手立てではないので、あんなことやこんなこと(企業秘密！)ができるなと考慮して、修理をお受けしました。修理後。ほぼ完全に補修することが出来ました。マクロで写しているので青丸の部分に、肉眼ではほとんど見えないレベルのグレーの筋が見えますが、車検においても合格できる補修が出来ています。

諦めるか、諦められたらそれで終わり。しかし、技術で修理の幅は広がります。異物の混入や一度修理歴のあるヒビの再補修は、当店でも修理は難しいかもしれないとお伝えしておりますが、それで諦めているわけではありませんので、どんなヒビでもご相談ください。

本日も施工のご依頼、誠にありがとうございました。