綺麗なヘッドライト、いかがでしょうか。

ヘッドライトの黄ばみ、気になりますね。

今回のヘッドライトリペアは20系ヴェルファイアで、紫外線による劣化により白ボケと黄ばみが発生してきています。

ヘッドライトに多く使用されているポリカーボネート素材は、素材強度と加工しやすい点においてはとても良い素材なのですが、紫外線と熱、ワックスなどの薬品類に非常に弱く、黄変劣化は避けられません。

ではどのように劣化するのを防ぐのか。

それはヘッドライト表面にコーティングをするか、ヘッドライト自体に透明のプロテクションフィルムを貼るの2択に絞られますが、両者とも欠点があります。プロテクションフィルムはフィルム厚はあるものの形状が複雑な形のヘッドライトには適さず、コーティングとなればプロテクションフィルム程の膜厚は期待できず耐久性はプロテクションフィルムより劣ります。

何にでも欠点はありオールマイティな物はなかなか存在しないですね。

人間も、、ですよね（笑）

今回のヴェルファイアはプロテクションフィルムではなく、コーティング溶剤にて施工です。

《コーティング後》

黄変劣化した部分が取り除かれ、クリアなコーティング皮膜で覆われています。
新品！！とまではいきませんが、ほぼそれに近いクォリティは出ているかと思います。

ヘッドライトは初期劣化を放置するとポリカーボネート素材自体の分子破壊が始まり、劣化が奥底にまで及びます。

ここまで分子破壊されると残念な事に透明度の回復は見込めません。虫歯と一緒？と言いましょうか。

この様に手遅れになる前に早めのヘッドライトリペアを！！

綺麗なお車は、やはり目元からですね。