ウインドリペアとは。

 ウインドリペアとは、

ヒビ割れた部分にヒビを伸び難くする接着剤を注入する。
これだけの施工です。

言葉で云うは簡単な事なのですが、、

施工を教わった当時はガラス交換よりもフィルム施工よりもはるかに簡単で誰にでも技術習得出来る施工だと思いました。

実際、すぐ出来ました。

が、

本当はDEEPな技術なんです。

リペアを始めてから今年で12年になりますが今でも施工時はいつも緊張、常に一生懸命です。

ヒビの割れ方は多種多様。

このヒビ割れはどのような攻め方か最良なのか、ドリル深さはどの位が適当なのか、レジン（接着剤）の濃度は、負圧は、正圧は、異物混入しているか、など思考する事も多いです。

今の自分が持っている技術と今までの経験を駆使し、割れる以前の状態までどれだけ近づける事ができるか、施工中は常にその事ばかり考えてます。

なのでいつも口数が少ないです

私自身、生粋の技術者なのもありますが。。。

リペアの仕上がりは施工者と施工機材によって大きく変わります。
私自身様々な仕様の機材も使ってきました。
施工者の考え方も機材も現状維持では何事も進歩は見出せないものと思います。

ガラス修理の機材は高額でなかなか変える事は難しいのですが、当社では昨年末に新しい仕様の機材を導入しました。

どうでしょうか？

様々な割れ方が重なった難易度の高い”コンビネーション”

カメラの焦点が合わない位分からなくなりましたが、カメラの性能が良ければヒビ割れ跡は見えます。

なかなかの仕上がりです。

機材セッティング方法も以前とは全く変わりましたが良い機材です。

ガラスと同じ材質を注入する事ができれば、全く分からなくなるのになぁ。

その日が来るのか。

技術者たるもの日々勉強、技術習得には終わりはない、と思います。

ヒビの割れ方でどのような形の物体が当たったのかも知識と経験で分かるんですよ。

人的被害の割れ方も。

店舗裏です。

少しですが晴れると嬉しい季節ですね。

※ウインドリペア＝自動車フロントガラス修理(飛び石キズ修理)